オブジェクト指向とは

 オブジェクト指向について説明します。オブジェクト指向とはデータや処理のまとまりごとに分けて実装する、設計思想の1つです。モデル、コントローラー、ビューに分けて実装することもオブジェクト指向です。

 

 ではオブジェクト指向を意識していないアプリケーションとはどのようなものだと言えるでしょうか。

 オブジェクト内に様々な役割が入り込んでいて、どこに何があるのかが分からないものや、1つの機能を変えた途端に、その変更とは関係ないはずの機能が動かなくなってしまうものなどがそうでしょう。

 オブジェクトを綺麗に切り分けなくてもとりあえず動くアプリを作ってしまったり、途中で仕様変更したり、設計思想が異なる者同士でアプリを開発したりすることでそのようなことが起きると言えます。