Railsのデータベースについて
Railsで扱うデータベース関連の知識をまとめておきます。
database.yml(データベースヤムル)
Railsアプリケーションのデータベース設定ファイルです。configディレクトリ内にあります。このdatabase.ymlを編集することによって、データベースの設定を「運用環境」ごとに変更できます。
運用環境
システムを「どこで使用するか」定められている環境です。運用環境には3つの種類があります。development(開発環境)、test(テスト環境)、production(本番環境)です。これは環境ごとに設定の変更が必要な場合があることを指します。「バグを探しやすいツール」のように、開発環境で導入すると便利でも、本番環境では余分なツールになる場合があるからです。
ローカルサーバーの再起動
ブラウザを更新すれば、VS Codeでの編集内容が反映される場合が多いです。開発環境で「Rubyバージョンの変更」、「テーブル・カラム情報の変更」、「Gem導入状況の変更」などを行なった場合は、ローカルサーバーを再起動しなければ編集内容が反映されません。
utf8
database.ymlで、「データの保存形式を変更したい」ときに扱います。Railsの最新バージョンでは、「データの保存形式」が絵文字に対応したものの、「マイグレーション」では絵文字に対応していません。互換性がある状態にするためには、「encoding:utf8mb4」を「encoding:utf8」に変更する必要があります。
MySQL
RDBMS(リレーショナルデータベースマネジメントシステム)の1種です。リレーショナルデータベースは、レコードとカラムでデータを管理するデータベースのことです。そのリレーショナルデータベースを管理するシステムがRDBMSです。
RDBMSの中でもMySQLは、「拡張機能が多い」、「小規模から大規模のデータの取り扱いが可能」、「柔軟性が高い」といったメリットがあります。