ハードウェアとCPU

 ハードウェアやCPUに関する情報をまとめておきます。

 

 コンピュータのハードウェアは「制御装置」「演算装置」「記憶装置」「入力装置」「出力装置」で構成されています。物理的に存在する装置であります。逆に記憶装置に記憶された「1」、「0」の信号として存在するプログラムは「ソフトウェア」と言います。現在のコンピュータは主記憶に記憶されたプログラムを順に取り出し、解読・実行する「プログラム内蔵方式」です。

 

 その中でも「制御装置」と「演算装置」は、まとめて「CPU」(中央処理装置)と言われます。CPUはコンピュータの頭脳にあたり、「プロセッサ」とも呼ばれています。

 CPU内部の「クロック周波数」は「内部クロック」と呼び、CPUと主記憶などの周辺回路を結ぶ伝送路のクロック周波数は「外部クロック」と呼びます。

 クロック周波数とは、「コンピュータの動作の基準となるクロック信号の高低のサイクルが1秒間に繰り返される回数」のことです。

 CPUや主記憶、キャッシュメモリなどで、データを送受信するための伝送路のことを「バス」と言い、バス幅が広く、クロック周波数が大きいほど高速にデータを送受信することができます。

 

 

栢木厚『基本情報技術者教室』(技術評論社、2021年) 

 

 記事を書くにあたって上記の書籍を参考にしました。